妊娠5ヶ月目の最初の戌の日にあたる日程が、ちょうど秋、9月から10月、11月ころになる方も多いかと思います。
また真夏の8月の終わりころに安産祈願の頃を迎える方も、暑さを避けて、暑さの落ち着く秋に神社・お寺を訪れたい、という方も多いでしょう。
そんな秋の時期は、安産祈願以外にも他の行事などで神社・お寺は混み合いますので、注意が必要です。
秋、とくに10-11月は七五三のお参りシーズンと重なり混みます
暑さも落ち着き、涼しくなってくる秋で、とくに
10月・11月は七五三のお参りシーズンであり、神社・お寺は混み合い
ます。
七五三は毎年11月15日が七五三の日として知られていますが、成人式と違いその日だけお祝い・参拝するものではなく、現代では、
10月・11月の土日祝日、大安の日を中心に七五三の参拝・人出が非常に多くなり
ます。
※毎年10-11月は七五三のお参りシーズンで写真のように境内は大変な混み合いとなります。もちろん祈祷の申し込みも混み合います(写真:大宮八幡宮(東京都杉並区)の七五三時期の境内の様子 ※写真提供:七五三ドッとコム(姉妹サイト))
ちょうどこの時期の土日祝日や大安日が戌の日に重なることもよくあり、そういう時は
七五三の参拝、祈祷希望家族による祈祷申込みなどに長い行列ができ
ます。
※七五三のお参りシーズンには有名神社・お寺を中心に祈祷の申し込みにこのような行列ができます
(写真上:大宮八幡宮(東京都杉並区)、写真下:明治神宮(東京都渋谷区)の七五三で祈祷申し込みに行列ができている様子 ※写真提供:七五三ドッとコム(姉妹サイト))
有名な大きな神社やお寺は、基本的には祈祷に予約制をとっていません。
安産祈願の妊婦ママさんとそのご家族も、七五三のお子さんとそのご家族も、同じように祈祷の申し込みや待合所での待機をしなくてはいけません。
※七五三のお参りシーズンには祈祷の申込み後、待合所などでも多くの他の待ち合い家族といっしょに妊婦ママさんも待機となり、待機時間が長くなることもおおいです。
(写真:大宮氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区)の七五三時期の様子 ※写真提供:七五三ドッとコム(姉妹サイト))
場合によっては、七五三のご家族とともに安産祈願の祈祷を合同で受けることもあります。
(それはそれで微笑ましい風景ではありますが)
↑の写真のように、七五三の参拝者が多い日と戌の日が重なってしまうと、そうとうの行列や大人数での待ち合い・合同祈祷となり、妊婦ママさんとしては通常よりも負荷がかかる安産祈願になる可能性があります。
秋はお宮参りの参拝者も増える時期
じつは秋の時期は、七五三だけでなく
お宮参りの参拝者・祈祷希望家族も増える時期
でもあります。
※七五三のお参りシーズンは境内も大変混み合いに加えて、お宮参りのご家族も増えるので、妊婦ママさんにとってはかなり負担となります(写真:大宮八幡宮(東京都杉並区)の七五三時期の様子 ※写真提供:七五三ドッとコム(姉妹サイト))
お宮参りの方は、真夏の暑さを敢えて避けて秋に初宮参り(お宮参り)する家族も多く、9月からグッとその数が増えます。
平日などはそれほどでもないですが、大安日と土日祝日が重なるような日は、有名神社・お寺を中心に、いつも以上の混み合いとなり、上記七五三シーズンと同様に祈祷や待ち合いに時間がかかる場合もあります。
とはいえ、お宮参りは七五三ほど一定の時期にバーっと人出が増える、というものでもないので、9月であればそれほど気にしないでもいいかもしれません。
逆に「あー自分たちも赤ちゃんを生んだら、ああいう形でお宮参りやるのね」と微笑ましい気持ちになるかもしれません。
(これは七五三にも同じことが言えますね)
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このように秋の時期は過ごしやすい時期であると同時に、七五三などで神社・お寺の境内も混み合い、ご祈祷はいつもよりもグッと込み合う時期でもあります。
もし安産祈願に行こうとしている戌の日がこれらのタイミングに重なってしまったら、上記のような混み合いを覚悟して臨む、もしくは別の日に敢えてズラして、少しでもゆったりと祈祷を受けられるようにする、というもの選択肢の一つです。
こういうことを事前に知っているのといないのとでは、気持ちに大きな差が生まれますので、今回のような話題をお伝えしました。