神社やお寺で安産祈願の祈祷をあげてもらって、その後無事に出産したあと、その成就にお礼として参拝する
お礼参り
というものがあります。
安産祈願は、出産そのものがママにとって人生の最大と言ってもいいくらいのことなので、それが無事に成就した際の安堵の気持ちと、受けたご利益への感謝の気持ちは大きいものです。
実際、多くの安産祈願で有名な神社やお寺では、安産祈願を行ったところにお礼参りで訪れるママさんが多くいます。
またそういった神社・お寺側でも「お礼参りをして、(神様・仏様に)感謝と報告をしましょう」とお礼参りの祈祷をすすめるところもあります。
お宮参りや百日のお祝いに合わせてお礼参りする人も
※安産祈願で有名な兵庫県宝塚の中山寺 お礼参り受付の様子|安産祈願で有名なところにはお礼参り専用の受付があるところも
お礼参りの時期については、明確な時期やルールはありません。
どちらかといえば、出産後は母子ともに安定期に入らないと体調を崩したりするため、出産後すぐという訳にはいきません。
ですので、古来より安産祈願のお礼参りとしては、
30〜33日後に行うお宮参り
や
100日で行う百日の祝い(お食い初め)
などとあわせて、もしくはお宮参りや百日の祝いを「お礼参りとして」行う人も多くいます。
母子ともに体調がよくなり、また寒い時期や酷暑の時期を避けて、キリのいい時期にはちょうどお宮参りや百日の祝いが近くになるので、それらの人生儀礼にあわせてお宮参りとするという人も多くいます。
神社やお寺もそのように受け止めてくれるので、「お礼参りにお宮参りをしましょう」とすすめるところもあります。
※こちらも安産祈願・安産御礼で有名な大阪府大阪市 露天神・水天宮の様子|安産御礼としてお宮参りで多くの参拝者があります
また
お礼参り自体は必ずやらないといけない、というものでもない
です。
産まれてきてくれたことに感謝し、自分たちの周りの人や環境、祈祷を挙げてくれたところ、ご利益を与えてくれた神様・仏様に感謝したいという気持ちが強いなら、ぜひお礼参りをすることをおすすめします。
【リンク】本サイト:(豆知識)安産後のお礼参りについて