よく同ブログでも取り上げてます、安産祈願で有名な
水天宮(東京都中央区)
鹽竈神社(宮城県塩竈市)および全国の塩竈神社(愛知県名古屋市などが有名)
や、
中山寺(兵庫県宝塚市)
などは、戌の日に安産祈願の参拝者で混み合い、とくに
土日祝日の戌の日、かつ大安となると、それはもう境内はほぼすべて安産祈願希望の妊婦さんとその家族でごった返す混みよう
となります。
では、土日祝日の戌の日で大安でなければ、そんなに混まないの?というとそんなことはありません。
今回はそんな大安以外の土日祝日戌の日の状況についてお伝えします。
仏滅でも土日祝日戌の日は混みます
結論から言ってしまうと、大安以外、とくに六曜の中で最もお日柄の悪いとされる
仏滅の土日祝日戌の日でさえ、(安産祈願で)有名な神社・お寺は混む
のです。
先日、
2018年7月29日(日)仏滅
という条件の戌の日がありましたので、調査してきました。
その日の水天宮(東京都中央区)の境内の様子です。
※戌の日 日曜日ー「仏滅」の水天宮(東京都中央区)の境内の様子、仏滅であっても土日祝日と戌の日が重なるとこの混み様になります
前日、台風の影響で大雨が降り、当日も午前中突然雨が振ったり、急に晴れたりと荒れ模様の天気でしたが、写真を見てわかるように相当の混み具合でした。
安産祈願の祈祷申し込みはもちろん、本殿の参拝(お賽銭して拝殿)や境内に設置の安産スポットの「子宝いぬ」の像にも長い行列ができていました。
※写真上:水天宮の祈祷申し込み入り口周辺の混み合っている様子(写真左のテント辺り)
※写真下:水天宮の有名スポット「子宝いぬ」像にも長い行列ができている様子
もう一度お伝えしますが、これは「仏滅」の日の日曜日戌の日の様子です。
最近はお日柄気にせず、土日祝日戌の日、家族の休みの日を優先する傾向
実際に境内を訪れてみて思ったのは、最近はお日柄よりも
土日祝日(で戌の日)という妊婦ママだけでなく家族みんなが休みの日であることを優先
する傾向があるのを感じています。
※水天宮をはじめとした安産祈願で有名な神社・お寺は、戌の日の安産祈願はたとえ仏滅の日であっても、お日柄よりも「土日祝日」であることのほうが優先される傾向がある
妊婦ママさんも妊娠5ヶ月目あたりだと、まだまだお仕事・通勤している方も多いですし、やはり当日は家族のとくにパパのサポートがほしいところなので、本人・パパやお子さんやジイジ・バアバもお休みの日に合わせて、安産祈願で参拝というのが優先されるのでしょう。
もちろん、土日祝日の戌の日で、かつ大安のときは、この混み具合のさらにもう一段階多い人出があります。
ですが、平日の大安日よりも、上記のような仏滅であっても土日祝日の休みの戌の日を参拝日に選ぶ傾向があると思われます。
このように、土日祝日の戌の日は、仏滅であっても(安産祈願で)有名な神社・お寺は相当の混み様になりますので、それを知らずに
「今日は仏滅だから日曜日の戌の日でもそんなに混んでないだろう」
と侮っていると、境内に来て「え!こんなに混んでるの!?」と困惑してしまうかもしれません。
土日祝日の戌の日は、安産祈願で有名な神社・お寺は基本混み合う、そういった日に参拝を予定している方は、そのように念頭において参拝にでかけるとよいでしょう。
本サイトのこちらのページではその年の戌の日カレンダーを曜日・六曜つきで紹介していますので、戌の日の日程や六曜確認に便利です
本サイト:今年 大安戌の日カレンダー