安産祈願・戌の日ドットコム
2024年12月1日 更新
次の戌の日は…
2024年12月12日(木) 仏滅 戌の日
混み具合予想:
中山寺での安産祈願・戌の日参りの詳細についてお伝えします。
御祈祷の受付場所から申込方法や祈祷の場所、待ち合いスペースや駐車場についてなど、戌の日などで中山寺での安産祈願・お参り当日におさえておきたいことなどお伝えします。
【神社情報】
郵便:665-0861
電話:0797-87-0024
祈祷料:8,000円、20,000円
中山寺 安産祈願に関するページ
<http://www.nakayamadera.or.jp/pray/anzan.html>
祈祷予約について
十一面観世音菩薩
中山寺は兵庫県宝塚市にある真言宗中山寺派総本山の寺院で、国内最初の観音霊場として代々皇室や多くの武家・庶民に深く信仰されたお寺です。
境内は中山という山(小高い丘)をすべて境内としており、広大な敷地とともに、多くの仏教所院が立ち並び、関西有数の寺院であります。
また中山寺の「鐘の緒」は女性の無事、産生安楽を祈る「安産の腹帯」として古来より伝統をもち、古来から現代まで「安産の寺」として深い信仰を集め、その腹帯をいただきに全国から人が集まるお寺です。
ご本尊の十一面観音菩薩は古代インド王妃の若き日のお姿と言われており、安産の観音様として信仰されており、先述の安産腹帯「鐘の緒」を求める多くの妊婦さんが現代も数多く訪れます。
豊臣秀吉は同中山寺に祈願し秀頼をさずかり、また幕末明治天皇も同鐘の緒を受けて御平産されており、その霊験が安産の寺としての名をたらしめています。
中山寺に向かうとまずは正面入口にて立派な山門が迎えてくれます。
中山寺は境内が大変広いため、事前に地図で本堂の場所などを確認しておきましょう。
中山寺は境内に入ると建物が多く、またそれぞれの願意の受付が異なっているので、こちらの総合案内で、安産祈願なのか、初宮なのかなど聞いて、それぞれの受付を教えてもらいましょう。
山門をくぐってすぐ、本堂に向かう参道には左右両側に様々な願意成就を掲げているお寺があります。
(注)この参道のそれぞれの寺院は中山寺とはまた別のお寺(関連寺院ではありますが)です。これら寺院でもそれぞれ願意ごとに祈祷を行っていますが、中山寺の安産祈願は境内を更に進んだ本堂の方で受付ています。
参道をさらに進んでいくと階段があります。右折するとエスカレーターが設置されているので、安産祈願の妊婦さんはそちらを利用してもいいでしょう。
中山寺はさすが安産祈願や子宝で有名なお寺なので、バリアフリーがかなり行き届いた境内になっています。
さきほどの階段を上がると写真のような場所に出ます。ここには紫雲閣や五百羅漢堂などがあり、中山寺内の多くの施設やお堂があります。
全国でも珍しいお寺の境内の中にエスカレータが設置されています。
さきほどのエレベーターを上ったところに、こちらの紫雲閣があります。
後述しますがこの紫雲閣に祈祷殿があり、本堂脇で申し込み後、安産祈願の御祈祷もこちらで行われます。
お伝えしたように、中山寺では多くの人が訪れるため、各願意ごとに祈祷の受付やご利益で祈りをあげる場所が分かれています。こちらの地図案内でそれぞれの願意と受付・お堂をチェックしておきましょう。
右の地図と、こちらの各お堂ごとの受付・願意をチェックしましょう。安産祈願は1番の本堂にて受付・祈祷が行われます。
先述のエスカレーターを上ると本堂のある場所にでます。写真は本堂手前にある札場の様子。こちらでお守りおよび後述する「びんずる願布」を授与してもらえます。
こちらが中山寺の本堂。ご本尊十一面観音菩薩が祀られています。写真は平日の朝わりと早い時間でしたが、多くの方が参拝で訪れていました。
戌の日になると中山寺の混み合いはより一層のものになります。写真は大安や土日ではなく平日の戌の日の同中山寺の様子ですが、御祈祷受付のある本堂付近は妊婦ママとその付き添いの家族で相当の混み合いになります。
また後述しますが、本堂の左側にあるこちらの受付が、安産祈願の祈祷の受付となります。
同じ場所の戌の日の混み合いの様子です。受付前の御祈祷の申込書の記入場所は人で埋まるほどの混み合いになります。
戌の日の場合、御祈祷の申し込みに行列ができます。受付前は妊婦ママとそのご家族でごった返す混み合いになります。
中山寺は安産祈願はもちろん、七五三や正月三ヶ日などでももちろん多くの参拝者が訪れるので、境内のいろいろなところに記念撮影用の「参拝記念」の看板が設置されています。
同寺でおすすめの撮影スポットであり、こちらは背景に大願塔(赤い塔)を背景に撮れるスポットです。
こちらはさきほどのところのすぐ近くの階段にある撮影スポットです。
家族で階段に並び背景に大願塔をバックに記念撮影できるようになっています。
こちらは本堂のある場所から少し上ったところにある大師堂とその近くに最近できたであろう、新しい青い塔がそびえ立っています。
こちらもいい撮影スポットとなるでしょう。
※中山寺には参拝者専用の駐車場がありません。寺周辺にコインパーキングや有料の駐車場が数多くありますので、車で参拝の方は、それらを利用することとなります。
※中山寺では戌の日などは周辺道路が大変混雑するため、なるべく公共交通機関を利用するようにすすめています
お伝えしたように、境内周辺には中山寺自身の無料の駐車場はなく、中山寺向けのコインパーキングや有料駐車場が多くあります。
戌の日などは誘導する人も多くおり、安産祈願で車で来る方はみんなこちらの有料駐車場に駐車します。
山門近くの駐車場も有料の駐車場となります。台数自体はそれなりに停められますが、戌の日はかなりの方が車で来るので、空きがあればすぐに停めてしまうことをおすすめします。
本堂の手前には賓頭盧尊者像(いわゆる、おびんずるさま)があり、その四端にびんずる願布という赤ちゃんのよだれかけ状の願布が多く掛けられています。
びんずる願布には安産祈願の願い事や夫婦の名前、日付などを書いて掛けられ、戌の日などには多くの妊婦ママとそのご家族がこちらでも安産祈願を祈念します。
写真のように、安産祈願で訪れた人の多くがこちらの像に願布を掛けていきます。願布は先述の本堂手前にある札場にて500円で授与してもらえます。
本殿左側に佇む安産手水鉢です。どんな難産の人でもこの手水鉢で十一面観音菩薩に祈願をこめて身を洗い清めれば、安産疑いなしとの伝承から「安産の手水鉢」と称されるようになったとのこと(設置の案内掲示より)
昔はこちらの鉢に水が貯められ、その水で実際に身を清めた妊婦さんもいたのでしょうか。現在は囲いになっており、手水鉢自体に触れることはできません。
前述の謂れについてや、その歴史についてくわしく解説されています。
中山寺では安産祈願を含めた御祈祷予約は、Web(オンライン)予約・電話予約ともにありません。
下記で紹介の授与所ご祈祷受付にて随時受付けとなります。
【祈祷受付時間】9:00〜16:00
中山寺では安産祈願の御祈祷には2種類あります。
窓口にて「御祈祷済みの腹帯とお守り」を授与
御札に妊婦ママの氏名書き入れ、“10日間身代わり御祈祷”が行われた「御札」が後日郵送される
① 安産祈祷 8,000円
上記に加えて、祈祷殿にて直接御祈祷を受けることができる
② 安産特別祈祷 20,000円
※腹帯・お守り・御札については上記安産祈祷と同様
とがあります。
中山寺の現地で御祈祷を直接受ける場合は、②の安産特別祈祷になります。
(①安産祈祷は、身代わり祈祷(=お寺側が代わって御祈祷を行う)の形となり、現地で受ける御祈祷はなしになります)
先述のように中山寺では安産祈願やお宮参りなど祈願内容によって受付が異なっています。
安産祈願の場合は本殿左手にあるこちらの窓口にて申し込みを行います。
まずは窓口手前にて申込書に記入をして、どの安産祈祷をお願いするかを決めます。
「中山寺 安産祈願の祈祷料について」でお伝えしたように、中山寺ではお寺の現地で御祈祷を受ける場合は、案内にある「安産特別祈祷(20,000円)」となります。
御祈祷窓口手前には、その安産特別祈祷についての案内と授与物が展示されています。
さきほどの受付窓口の手前に、写真のような安産祈願専用の申込書と記入するための机が設置されています。
申込書の書き方や、祈祷料の金額などはこちらで確かめながら記入・用意をしましょう。
安産祈祷の申込書の記入を終えたら、先述紹介の受付窓口にて申し込みを行います。
戌の日には安産祈願(安産祈祷)希望者が多く訪れますので、申し込む人たちで行列ができることもしばしばです。
申し込み時に御祈祷料も渡すと、選んだ安産祈祷についての詳しい説明と、特別祈祷の場合該当する次の御祈祷時間や場所などが伝えられます。
※安産祈祷の場合は、申し込み完了時にお守りなど授与物を受け取り、後日届く御札などの説明を受けて終了となります。
安産特別祈祷のご祈祷は、こちらの先ほど紹介の紫雲閣内にある祈祷殿にて行われます。
時間割が決められており、その時間帯に申し込んだ方が一緒に祈祷を受ける形になります。
紫雲閣内の待合スペースにはソファーや椅子があり、モニターでは中山寺での祈祷の申込方法や祈祷の受け方などの案内動画が流れています。
こちらで安産特別祈祷の該当する御祈祷時間まで待ち合います。
時間がくると扉の向こう祈祷殿に案内されますので、案内に従って入っていき御祈祷を受けます。
該当する御祈祷の時間がくると、安産特別祈祷の御祈祷が執り行われます。
御祈祷自体の時間は20〜30分ほど。御祈祷を受け終われば、中山寺での安産特別祈祷は終了となります。
安産祈願のお守りや腹帯など安産祈願の授与物は、先述の本殿左の御祈祷受付窓口にて授与してもらえます(安産祈祷の申し込みが必要となります)。
その他紹介のびんずる願布やその他授与物はこちらの札所の方でも授与してもらえます。
最寄りの駅はこちらの阪急線の中山観音駅です。中山寺側の出口の様子。
参道には食事処やお土産屋とともにお礼参り用のさらしなど安産やお礼参り・初宮用の商品を扱ったお店も多数並んでいます。
中山寺は広い境内で多くの参拝者が訪れるので、境内に食事処が2件あります。こちらは観音茶屋の様子。
もう一軒大きな食事処で梵天という広いところもあります(参拝当日は定休閉店)
観音茶屋では食事ができるのと、右側の「観音もち」が名物です。
観音もちは、古代米のお餅に赤味噌のタレと細かく刻んだくるみがかかっており、モチモチして見た目よりさっぱりした美味しいお餅です。
中山寺に寄られた際は、ぜひおすすめです。
こちらも中山寺境内にある食事処で、蓮ごはんが名物のお店です。安産祈願の参拝や御祈祷のあとにこちらに寄るのもいいでしょう。
境内参道途中、最初のエスカレーターがある建物内にお店があります。
— Kudochan (@kudochan_tweet) March 21, 2017
— 増田かおり (@0225Hanayama) May 7, 2018
— まさき@Street Scrambler (@masaki_kn) November 9, 2019
— yu-ki 11/23→1歳3m(@yuki00620680) July 5, 2018
— (@sahi_bicycle) July 12, 2019
http://www.nakayamadera.or.jp/pray/anzan.html
阪急電鉄宝塚線 中山観音駅から徒歩約1分
JR宝塚線 中山寺駅から徒歩約10分
http://www.nakayamadera.or.jp/about/access.html
アンケートを行っています。回答していただくとすぐに回答結果が表示され、みなさんの安産祈願や戌の日への関心度合いを見ることができます。
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